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所有から利用へ──DaaS(Device as a Service)はなぜ注目されている?

レンテックインサイト編集部

所有から利用へ──DaaS(Device as a Service)はなぜ注目されている?

所有から利用へ。
インターネットの普及に伴い、いつでもどこでもサービスにアクセスできるようになったことで個人の消費活動が変化したことを表す言葉です。企業におけるIT資産の活用においても、同様の変化が進んでいることを皆さんはご存じでしょうか。

そこで知っておくべきDXの重要キーワードが「DaaS(Device as a Service)」です。DaaSはなぜ注目されているのか、どのようなメリットがあるのか、DaaS(Desktop as a Service)と何が違うのかなど、その基礎的な概念から分かりやすくご紹介します。

DaaS(Device as a Service)とは? なぜ注目されている?

DaaSとは、PCやモバイルデバイスなどのIT機器やソフトウエア、クラウドサービスをまるごと、必要な期間や台数に応じて利用できるサービスで、定額制のサブスクリプションモデルで提供されます。このモデルでは、ハードウエア、ソフトウエアのライセンス、オプションとしての保守・サポートなどが提供され、企業は固定費を変動費に変えることができ、最新のテクノロジーに容易にアクセスできます。一般的に、DaaSは初期投資を抑え、運用の効率化とコスト削減を実現するための効果的な手段とされています。

DaaSのメリットを5つのポイントで紹介

DaaSを利用することでどのようなメリットが得られるのか? より具体的に5つのポイントで見ていきましょう。

1.初期投資の削減

DaaSを採用することで、企業は高額なハードウエアの購入費用を削減できます。サブスクリプションモデルにより、必要なIT機器を月額や年額で利用できるため、大きな初期投資なしに最新のテクノロジーを導入することが可能です。これにより、特にスタートアップや中小企業などでは、資金の有効利用が可能になると見込まれます。

2.スケーラビリティと柔軟性

DaaSは、企業のニーズに応じて機器のスペックや数を柔軟に調整できます。需要の増減に応じてリソースを迅速にスケールアップ・ダウンできるため、無駄な投資を避け、常に最適なIT環境を維持することができます。これにより、効率的な運用が可能となり、業務の生産性やビジネスのアジリティ(敏捷性)向上に寄与します。

3.ITリソース・システム構成の最適化

DaaSでは、DaaS事業者から最新のハードウエア・ソフトウエアの提供を受けることでシステムの陳腐化を防ぎ、最先端の技術にアクセスしやすくなります。これにより、企業は新しいテクノロジーを活用して、競争優位性を維持できる可能性が広がります。また、適切なシステムの選定やアップデートが維持されることで、セキュリティの強化にもつながります。

4.管理・保守の簡素化

DaaSではハードウエアとそれに関連するサービスの管理・保守がプロバイダーより提供されることが多いため、企業のIT部門の負担が大幅に軽減されます。故障時の迅速な対応や定期的なメンテナンスもプロバイダーの責任で行われるため、企業はコアビジネスに集中することができます。これにより、運用コストの削減と効率化が図れます。

5.予測可能な支出

DaaSサービスは定額制であるため、IT関連の支出を予測しやすくなります。企業は利用するサービスに応じた固定料金を支払うだけで、予期せぬ故障やアップグレードに伴う追加費用の心配がありません。これにより、財務計画の安定性が高まり、予算管理が容易になります。

DaaSを導入することで、企業はハードウエア管理の負担を軽減し、コスト効率を改善しながら、従業員に最適な機器を提供できます。これは、企業が本来の事業に集中することを促進するだけでなく、生産性の向上やセキュリティの強化にも効果的です。

DaaS(Device as a Service)と DaaS(Desktop as a Service)の違いとは?

インターネット上で「DaaS」について検索すると、DaaS(Desktop as a Service:仮想デスクトップ)についての記事が多くヒットします。

DaaS(Desktop as a Service)は、クラウドを利用してユーザーに任意のデバイスからアクセスできる仮想のデスクトップ環境を提供するサービスです。ユーザーはどこからでも自分のデスクトップにアクセスでき、データやアプリケーションはセキュリティが強化されたデータセンターに保存されます。このサービスにより、企業はテレワークや急な人員の増減にも対応可能な柔軟な作業環境を実現でき、サーバーの管理やデスクトップ環境の運用に伴うコストも最適化できます。

このように、メリットの面でも共通する部分がある二つのDaaSですが、ハードウエアも含めサブスクリプションモデルで提供されるDaaS(Device as a Service)と、クラウドを介してデスクトップ環境が提供されるDaaS(Desktop as a Service)では、サービスの含む領域は大きく異なります。

デバイスの物理的な管理とコストの削減を求めているのか、それともリモートアクセスやセキュリティ強化された仮想デスクトップ環境を必要としているのか。

自社の目的に応じて、いずれのDaaSの活用にも取り組みましょう。

DaaSは新時代のIT利用のスタンダードとなりうる 成功のポイントは?

企業のIT利用の効率化やコストの平準化に寄与するDaaS(Device as a Service)について解説してまいりました。DaaSはレンタル・リースの概念を発展させた新時代のIT利用のスタンダードとなりうるサービスであり、その成功のポイントとしてプロバイダーとの密接な連携が挙げられます。

オリックス・レンテックでは、DaaSをご提供するとともに、お電話・フォームなどで無料お問い合わせにも対応しております。記事ではなかなか解決できないお悩みや疑問をぜひお気軽にご相談ください。

https://www.orixrentec.jp/it_service/daas/

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